カテゴリー: 湖・池

  • 藺牟田池

    藺牟田池

    藺牟田池(いむたいけ)は、鹿児島県薩摩川内市祁答院町藺牟田にある直径約1キロメートルの火山湖です。

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    周囲を舟見岳(標高498.8m)、山王岳(491m)、片城山(508.8m)、遠見ヶ城(477m)、飯盛山(432m、藺牟田富士とも呼ばれる)などの山々に囲まれており、流入する大きな川はありません。
    池水は池の東端から流出し後川内川、樋脇川を経て川内川に至ります。
    湖沼形成サイクルの晩期に相当し、堆積物によって埋まりつつあります。

    池の色は、ウーレ水色標準14番を呈し茶褐色に濁っています。
    水質は、pH6.8の酸性を示し、有機物を多く含んでいます。

    水面の北西側約3分の1は湿原になっており、泥炭の堆積物で形成された浮島が点在します。
    泥炭の浮島を形成する湿原は寒冷地に多く見られますが、温暖な地域に存在する例は少なく、石炭の生成過程を知る資料としても貴重であることから1921年(大正10年)に「藺牟田池の泥炭形成植物群落」として日本国の天然記念物に指定されました。
    周囲は、鹿児島県内有数の桜の名所です。

  • 池田湖

    池田湖

    鹿児島観光案内所・池田湖

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    鹿児島観光案内所・池田湖

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    池田湖(いけだこ)は、鹿児島県の薩摩半島南東部にある直径約3.5km、周囲約15km、ほぼ円形のカルデラ湖で、九州最大の湖です。
    湖面の標高は66m、深さは233mで、最深部は海抜-167mとなります。
    湖底には直径約800m、湖底からの高さ約150mの湖底火山があります。
    池田湖を含む窪地地形は池田カルデラと呼ばれています。
    池田湖は古くは開聞の御池または神の御池と呼ばれており龍神伝説があります。

    約5500年前、阿多カルデラに関連した火山活動があり、合計約5km3の軽石や火山灰を噴出しました。
    噴出物の抜けた後に地面が落ち込むことによって池田カルデラが形成され、カルデラの底に雨水が溜まることによって池田湖が形成されました。
    ほぼ同時期に、山川湾、成川盆地、鰻池、池底、松ヶ窪などの地形も形成されており、これらの噴火口群とともに池田山川としてランクCの活火山に指定されています。

    開聞岳の噴出と池田湖の陥没が連動して起きたという俗説がありますが、地質学的観点では両者の活動時期に1000年以上の時間差があり、池田カルデラの大きさに見合う火山噴出物(池田湖テフラ)が周辺の地層に残されていることなどから、直接的な因果関係はないとされています。